社寺建造物美術保存会主催の「共通座学研修会」に参加させて頂きました!
「文化財維持に対しての思い・修理技術者に求めること」を演題としまして
平等院鳳凰堂 住職 神居 文彰 様
石清水八幡宮 田中 博志 様
神道 尚其 様
より、ご聴講させて頂きました!

平等院鳳凰堂は、平成24年9月から平成26年9月の3ヶ年にわたって修理を行われ、多くの取り組みをされてきました。
文化財を治すということに対して、神居様、神道様、が仰っておられていたことは、
・修善物の事前調査が最も大切だということ
・環境の変化にあった修理の技法を今後考えていかなくてはならないこと
大きくこの2点が印象に残りました。
いつの時代のものとして、修理していくのか
以前に修理として、使われていた材料が今回の修繕でも問題なく使えるのか
また、以前の修理工程を次世代に継承できているのか
文化財を現状のまま、可能な限り健全な状態で次世代に引き継ぐために、
上記のことを、見つめなおしていかなければなりません。

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