お米の栽培について


 

 弊社では、かやぶきと農業のかかわりを大切にしたいと考えております。昔から、かやぶき屋根の古くなった茅は(昔は火を焚いて煤けていましたので、木酢効果もありました)最高の肥料でした。(科学的にも、ケイ素、炭素が豊富なのです)ですが、化学肥料と農薬によりほとんどなくなってきました。いかに効率よく、収量を上げるかの利益優先の稲作に変わっていったのです。

 

 昔から、屋根葺きをすれば、その後しばらくは、(古いススキを肥料として入れるので)米がたくさん取れた…という話を茅葺き屋根所有者のお年寄りから聞きました。ちゃんと無駄なく循環していたのです。私たちは昔の営みに無駄なことは何一つない・・と考えます。そしてそれを少しでもいいから伝えていきたい・・と思いお米の栽培にも取り組んでおります。 

 職業柄、かやくずはたくさん出ます。ですので、それを昔のように還元し、(無化学肥料、無農薬は今や当たり前)、昔ながらの方法でお米を栽培しております。(1町2反)そこには元農協職員である私のこだわりがあります。(経歴を参照してください)

 

 出来るだけ毎日、話しかけながら、元気に育てております(波動を伝えるため)。苗から育て、ポット1本植えにて自然の分けつをするよう育て、6月10日前後に田植えをします。昔ながらの天日干しにもこだわっております。(コンバイン刈りでなく、1ヶ月藁のついたまま稲木にかけて乾かします)このことにより、わらの栄養も十分米に行きわたり、完全に熟成します。(わらは、屋根にも使います)

周りの現行農業から見ると遅い時期の田植えですが、昔はそうでした。私が思う理由は二つ。ひとつは植えた時、梅雨で水に困らない。ふたつめは夏至を過ぎるとエネルギーが天から地へ変わっていく。このことで草は勢いをなくし、米は秋から冬の初めの穀物なので、元気になる。です。でないと草に負けてお米がとれません。早い時期の田植えは草の勢いが強いと感じるのです。

今はすべて人を中心に、そしていかに商品になるかが優先で物事が考えられているように思えてなりません。その結果、どうしても無理が出てきます。

弊社のお米は収量はけっして多くはないですが、エネルギーは抜群です。稲の持つ本来の分けつの力がそのままお米に出ており、これこそ私たちの体に入り、細胞を活性化し、元気にしてくれると信じています。食物は体を作り、そして脳も作ると。本物の命をいただいてこそ健康で元気になれるはず。

稲=命の根っこですから・・・

 

 

 

美山茅葺株式会社 代表取締役 中野 誠

 

 


自然農茅葺米の購入について

 

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