盆休み前の全体朝礼を終えた後、エンジン工具、電動工具の取り扱い講習会を行いました。

今回は、日頃からお世話になっている京丹波町の工具店にご協力いただき、基本的な操作方法から丁寧に教えていただきました。
安全のための正しい扱い方や、長く使うための手入れ方法を改めて確認できたのは、大変貴重な機会でした。講習を受ける中で、知らず知らずのうちに機械に負担をかけてしまっていたことにも気づき、「正しい知識」がいかに大切かを改めて実感しました。
また、機械の仕組みや負荷のかかりやすい場面を知ることで、作業中の無駄な動きや力の入りすぎを防げることも学びました。こうした知識は、現場での体力消耗や道具の消耗を減らし、結果的に作業の効率向上にもつながります。

職人にとって道具は、自分の手の延長のような存在です。どんなに腕が良くても、道具の状態が悪ければその力は発揮できません。便利な電動機械は作業時間を短縮してくれる一方で、取り扱いを誤れば大きな危険を伴います。
何事も中途半端な知識は危うく、その道のプロに直接教えてもらうことの重要性を改めて感じました。
今回の講習は、単なる機械の使い方を学ぶ場ではなく、「道具と真剣に向き合う時間」でもありました。
これからも道具を大切に扱い、確かな仕事と安全を両立できるよう、一つひとつの作業に向き合っていきたいと思います。