2023年からスタートしている、京都府伊根町・浦嶋神社(宇良神社)の「大改修プロジェクト」。この度、私たちも茅葺き屋根の葺き替え工事を担当させていただくこととなりました。
浦嶋神社は、1200年以上の歴史を刻む古社で、浦嶋太郎のモデルとされる「浦嶋子(うらしまこ)」を祀っています。国の登録有形文化財にも指定されている貴重な社殿ですが、明治の再建から140年が経過し、現在は建物の歪みが深刻な状態にあります。
茅葺き屋根については、平成18年に一度葺き替えが行われていますが、厳しい気候条件もあり腐食が進んでいました。そのため、今回の本殿の解体修理に合わせ、屋根も新たに葺き替えて社殿全体の改修が行われることとなりました。
数年にわたる長期計画の第一歩として、まずは年内に屋根の解体作業を行いました。 長年屋根を守ってきた茅は、その時間の経過の分、多くのことを私たちに教えてくれます。その声を聞き逃さないよう、一つひとつの作業に集中して取り組みました。解体作業期間中は社務所に寝泊まりをさせていただき、仕事の合間には神社の皆さまからさまざまなお話を伺うことができました。その中で、「この浦嶋神社がいつまでもあり続けてほしい」という強い想いに触れ、私たち自身も心からそう願い、仕事への気持ちがより一層引き締まりました。葺き替えにあたっては、必ずよい屋根をつくりたいと強く意気込んでいます。
人口減少が進む地域において、こうした大きな文化財を維持していくには、地域の力だけでなく、多くの方々の温かい想いが必要です。私たちも、職人として持てる技術を尽くすことで、その想いに応えていきたいと考えています。
ぜひプロジェクトの詳細をご覧いただき、ご支援や情報のシェアをいただけますと幸いです。








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