【新入社員インタビュー】直感を信じて、茅葺きの世界へ。

この春、美山茅葺株式会社に新しく加わった、期待の新人・横山くん。

入社式を終えたばかりの彼に、茅葺きの世界へ飛び込んできた理由や現在の心境を語ってもらいました。


直感で選んだ茅葺きへの道

京都府向日市出身の横山くん。大学では人間環境デザインを専攻し、建築設計やまちづくりを学んでいました。そんな彼が茅葺きに興味を持ったきっかけは、求人メデイア『まちびと』の記事を親御さんから紹介されたことでした。
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「もともと絵を描いたりゲームをしたり、ものづくりが好きでした。それと同時に、体を動かすことも好きだったんです。『ものづくり』と『体を動かすこと』、そして大学で学んだ『建築・環境』が重なる仕事。直感的に『これだ』と思いました」

 

不安を自信に変えた、大学時代の留学経験

とはいえ、茅葺きという未知の世界に飛び込むことに不安はなかったのでしょうか。その質問に、自身のターニングポイントとなったエピソードを語ってくれました。

「大学時代、ふと思い立ってフィリピンへ留学したんです。自分でも意外な行動でしたが、いざ行ってみると毎日が充実していて、本当に楽しかった。その経験が『自分の直感を信じて動けば、道は開ける』という自信に繋がりました。今回、茅葺きの世界へ一歩踏み出せたのも、あの時の経験があったからだと思います」

 

 

その後、大学3年の冬にインターンとして現場で実際に屋根仕事を体験。2025年夏の体験会にはご家族やご友人と参加してくれました。直感を信じ、実際に茅葺きの世界に触れるなかで、入社への決意を固めていきました。

 現場で感じる、心地よい疲労感と達成感

入社して間もない現在、横山くんの仕事は茅や丸太の運搬、材料の下準備、現場の掃除などが中心です。

「動いている時は必死で余裕がありませんが、一日を終えて、屋根が葺き進んでいる様子や、綺麗に片付いた現場を見ると、大きな達成感が湧いてきます。体力的にはハードですが、精神的にはとても充実した毎日です」

 

先日の入社式で先輩たちからもらった『見習い期間のしんどさを乗り越えた先にある、茅葺きの真髄を味わってほしい』という言葉が、深く胸に刻まれたと言います。

「茅葺きというものを知って日も浅い僕に対して、皆さんが初歩的なことから丁寧に教えてくださる。温かくて、とても良い職場だと感じています」

 

茅葺きの裾野を広げる、新しい職人像を目指して

最後に、将来の夢について聞いてみました。

 

「自分もそうでしたが、茅葺きの魅力を『知らないだけ』で、知れば興味を持つ人はもっといるはずです。まずは職人として一人前になることが第一ですが、将来は自分の実体験を通して、この仕事の魅力を発信し、業界の裾野を広げられるような活動もしていきたいです」


「素直な心と感謝の気持ちを忘れずに、一日一日を大切に過ごしていきたい」と語る横山くん。 自らの直感を信じて、大きな一歩を踏み出してくれた彼を、私たちは全力でサポートしていきたいと思います。

 

皆さまもどうか温かく見守ってください。