【開催レポート】美山の田植え。素足で感じ、自然と繋がる田植え体験会

2026年6月13日、美山町北にある私たちの会社の事務所前の田んぼにて「田植え体験会」を開催しました。

この体験会は、田植えとともに美山の豊かな自然や暮らしを五感で楽しんでいただくことを目的に計画しましたが、1か月以上前から私たちが大切に育ててきた苗や、日々工夫を凝らしながら管理している田んぼを、皆さまに直接知っていただく貴重な機会にもなりました。

当日は天気にも恵まれ、15名の皆さまにお集まりいただきました。

最初に会長の挨拶と田植えの説明のあと、いよいよ作業がスタート。機械で植えた田んぼの植え残し(欠株)を補う「差し苗」を、参加者の方々と一緒に手植えで行いました。

 

午前はコシヒカリの田んぼ、午後はコシヒカリともち米の田んぼに分かれての作業です。差し苗をしながら、倒れて水に浸かってしまっている苗を起こすなど、皆さまが一本一本丁寧に作業をしてくださいました。

 

当初は長靴を履いて作業をする予定でしたが、「はだしで入るのも、とても気持ちがいいですよ」と声をかけると、皆さま笑顔で長靴を脱ぎ、次々と田んぼへ。

日常ではなかなか味わえない、ひんやりとした水の涼しさと、泥のやわらかくあたたかい感触。

 

普段は都会で暮らしている方も多く、田んぼに素足で足を踏み入れる体験そのものが新鮮で、日常ではなかなか味わうことのできない特別な時間となったようです。慣れない田んぼの中で足を取られ、思うように前へ進めない場面もありましたが、皆さまの真剣かつ楽しそうな表情がとても印象的でした。

お昼休みには、美山町「縁屋」さんのおいしいお弁当をみんなで囲みました。汗を流した後に美しい景色の中でいただく食事は格別で、参加者の皆さんも私たち社員も会話が弾み、和やかなひとときを過ごすことができました。

 

午後の作業を終えたあとは、この田んぼで昨年収穫されたもち米を使い、みんなで賑やかに餅つきを行いました。自分たちが体験した田んぼの恵みをその場で味わう──。

日頃はあまり意識しない食と農作業の繋がりを、肌で、そして味覚で感じていただけたと思います。

 

また、参加者の皆さまには、茅葺き屋根の「古茅(ふるかや)」を肥料として活用して育てた「にんにく」をお土産としてお持ち帰りいただきました。ここにも、私たちの目指す里山の循環があります。

ご参加いただいた皆さまからは、大変嬉しいお声をいただきました。

 

「家業の手伝いで少し苦手意識があったのですが、今日の体験を通して、また新たな気持ちで向き合えそうです」

「誘われてなんとなく参加したのですが、気が付けば楽しいと感じていました」

「いつも当たり前のように食べているお米が、こうして手間ひまかけて育てられているのだと改めて感じる機会になりました」

 

また、私たちも「少人数では大変な作業も、みんなで集まればこんなにも豊かな時間に変わる」という大切な気付きがあり、とても充実した一日となりました。

 

皆さまと一緒に汗を流し、美山の自然を感じた時間は、私たちにとってもかけがえのない貴重な体験となりました。ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

 

これからも美山の自然や里山の暮らしの魅力を感じていただける機会をつくってまいりますので、ぜひまたご参加ください。