2026/04/15
あの日の茅が屋根の材料に。かやぶきの里の「茅じまい」
春の気配が本格的になった北村集落・かやぶきの里で、今年も「茅じまい」が行われました。
冬のあいだ自然乾燥させていた茅を倉庫に収める作業は、集落の春の風物詩です。例年通り繰り返される風景ではありますが、今年の倉庫に並ぶ茅は、私たちにとっていつもとは異なる特別な意味を持っています。
2026/03/31
【令和8年度 入社式】伝統の門を叩く新しい風。新しい仲間と、茅葺の未来を。
事務所から見える川沿いの桜のつぼみがふっくらと膨らみ、柔らかな春の光が山々を照らす佳き日。
美山茅葺株式会社に、待望の新入社員・横山淳希(あつき)くんが仲間入りしました。伝統ある技術を次世代へと繋ぐ私たちにとって、新しい感性を持つ彼の入社は、まさに「新しい風」が吹き抜けるような、喜びに満ちた一日の始まりとなりました。
2026/02/17
【イベント報告】地域でつなぐ、茅葺きの技と心。摩氣神社・茅葺き改修見学会
2026年2月14日(土)、京都府南丹市園部町の摩氣(まけ)神社にて、「覆屋(おおいや)の茅葺き屋根改修工事」の見学会を開催しました。
今回の見学会は、地域活性化に取り組む「天引村(あまびきむら)地域資源活用協議会」の主催によるもので、私たちも企画段階から協力させていただきました。天引区とそのお隣で摩氣神社のある竹井区が手を取り合って実現した特別なイベントとなりました。
2025/11/27
【イベント報告】屋根になる茅を、自分の手で——茅刈り体験会
2024年11月22日・23日の2日間、かやぶきの里の茅場にて「茅刈り体験会」を開催いたしました。
両日ともに天候に恵まれ、茅葺き文化を学ぶ大学の研究者から、美山の自然を楽しみに来てくださったご家族連れの小学生まで、多様な参加者の皆さまとご一緒することができました。その協力もあり、予定していた茅をすべて刈り取ることができました。
2025/11/24
【イベント報告】未来へつなぐ伝統の技。「日本の技フェア2025」にて茅葺き職人体験を実施
2025年11月22日(土)・23日(日)の2日間、福井県にて文化庁主催の「日本の技フェア2025」が開催されました。
このイベントは、文化財の保存のために欠かせない「技術」に焦点を当て、その技を支える職人や団体が一堂に会する貴重な機会です。
当社からも職人が現地へ赴き、茅葺きの魅力を伝える活動に参加しましたので、当日の様子をご報告します。
2025/09/11
出張生活の中で深まる、茅葺きとの向き合い方
「出張先では屋根仕事が生活の中心になるので、自然と屋根と向き合う時間が増えるんです」
そう語るのは、茅葺職人として日々修行に励む若手社員たち。
2025/09/11
若手職人3人が世界を見て、触れて、考えたこと
2025年8月末から約1週間、当社の若手職人3人がデンマークで開かれた国際茅葺き会議(ITS)に参加しました。
各国の職人や研究者、そして現地で暮らす人々との交流を通じて、ヨーロッパに息づく茅葺き文化や新しい工法に触れる貴重な機会となりました。
ここでは、見学や研修を通じて彼らが感じたことをお伝えします。
2025/09/03
茅葺き体験会を開催しました!
2025年8月30日、「かやぶきの里」集落内の現場で「茅葺き体験会」を開催いたしました。
当日は天候にも恵まれ、関西圏の方だけでなく、遠方から、さらには海外の方もご参加いただきました。
参加者の年齢層も幅広く、小さなお子さまから大人まで、にぎやかで温かい雰囲気の体験会となりました。
2025/08/19
若手職人3人、国際茅葺き会議へ ─ 出発前の意気込み
2025年8月末から約1週間、デンマークで「国際茅葺き会議(ITS: International Thatchers Society)」が開催されます。
世界各国の職人が集まり、講演やワークショップを通じて交流する国際的な場に、当社から若手職人3名が参加します。
出発を間近に控えた3人に、今の率直な思いを聞いてみました。
2025/08/11
道具を知り、道具を守る ― 電動工具講習会
盆休み前の全体朝礼を終えた後、エンジン工具、電動工具の取り扱い講習会を行いました。
今回は、日頃からお世話になっている京丹波町の工具店にご協力いただき、基本的な操作方法から丁寧に教えていただきました。
2025/06/21
夏越の祓、茅の輪づくり――祈りを込めた茅葺職人の仕事
古神道では1年は2回あると考えられ、1月~6月を【陽】・7月~12月を【陰】と記されています。夏至は、陰陽の分岐点となり、新たなスタートになる日でもあります。 この時期に神社などでは『夏越の大祓(なごしのおおはらえ)』という神事が行われています。
2025/06/10
田んぼから屋根へ――いのちの循環の第一歩
梅雨入り前の陽射しが田んぼを照らす6月上旬、今年も私たちの田植えの季節を迎えます。
水を張った田に苗を植えるこの営みもまた、茅葺と同じく、自然とともにある暮らしの一部です。
2025/04/20
茅じまい——春、屋根の恵みをしまう日
雪が溶け、春の気配を感じ始めるころ、北村集落では「茅じまい」の作業が行われます。
これは、雪が降る前に刈り取り、冬のあいだ自然乾燥させた茅を倉庫に納める春の風物詩です。
2025/03/23
茅葺き屋根と雪、ふたつの「自然」が織りなす風景
雪と茅葺き屋根が織りなす風景は、まるで静かな時の流れの中にいるような落ち着いた気持ちにさせてくれます。
雪化粧をした茅葺き屋根は、その曲線が一層引き立ち、厳しい寒さの中にも温もりを感じさせてくれます。この風景を眺めていると、「この景色を後世に残さなければならない」という強い責任感が湧き上がってきます。
